千紫万紅

好きになってくれなんて言わないよ
ただ君の愛する人、現れるその日まで
隣をそっと歩いていたい

好きになった理由すら
解らなくなるくらい君が好き
出会った瞬間、心奪われたよ


友達と遊ぶとき、いつも
君の横顔ばかり見つめてた
鼓動の音が、これが恋だと告げているようで
人知れず、頬染めてた

届きそうな手
近づく距離
君を知るたび嬉しくなる

喉元まで出かけた言葉
「好きだよ」
胸の中にしまった


好きになってくれなんて言えないよ
ただ、君の愛する人現れるその日まで
隣をそっと歩いていたい

好きになった理由すら
解らなくなるくらい君が好き
ふと触れた指が微かに震えたよ


友達と歩く帰り道
君の声に耳を澄ます
足音さえ記憶してしまうくらい
人知れず、頬染めてた

届きそうで
届かない距離
君を見るたび切なくなる

喉元まで出かけた言葉
「好きだよ」
空にだけ放った


好きになってくれなんて言わないよ、言えないよ
ただ君の愛する人現れるその日まで
隣をそっと歩いていたい

好きになった理由すら
解らなくなるくらい愛してる
君に会うたび
僕はほら、また恋に落ちる

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氷が熱で溶けてしまうように。

私の中の何かが。
溶けていく。

君の笑みで、君の言葉で。

“あなたは私の太陽”

なんて、懐かしい歌を思い出した。

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震える指先で。

不器用に奏でる恋のメロディ。

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あなたの視線の先に

小さな子供が笑っている

あなたの視線の先に

綺麗な花が咲いている

あなたの視線の先に

月が美しく輝いていた



あたしの視線の先は


―あなた

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メールの返信がなくて。

落ち込んだまま寝ようとしたら日付が変わる直前の返信。

反則…。

次の日は用事があったけれど。

宵っ張りな君のために。

寝不足覚悟で返事を返した。

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